小平照夫牧師に「福音功労賞」が授与されました。「福音功労賞」は、日本福音振興会によって福音宣教の働きの功労者に授与される賞です。
今回は、阪神宣教祈祷会がともに受賞されるという記念すべき時となりました。
顕彰式には、阪神宣教祈祷会を代表する大橋秀夫先生、岩間洋先生、西川専一先生、そして私(小平牧生)が小平照夫の代理で出席しました。
私の挨拶を下記に記します。
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この度は、日本福音功労賞の受賞者の一人に小平照夫を挙げていただきましたこと、主にあって心から感謝申し上げます。
このことを父と母に伝えましたところ、たいへん驚いて恐縮しておりました。あらためてこれまでの60数年の歩みをともに語り合い、主に感謝をしたことでした。その中で、父より先生方にお願いして欲しいということがあり、私の方からお伝えさせていただくことにいたしました。
父のこれまでの歩みの中に何かの功績があるとすれば、それは55年前に地元の阪神地域の牧師たちの交わりである「阪神宣教祈祷会」の発足に携わったことであり、その後長くその交わりの中にあり続けたことであると思います。現在では各地に教団を超えた宣教祈祷会や宣教協力会が生まれていますが、阪神宣教祈祷会はその先駆けの一つであります。その発足はちょうど前回の大阪万博の年であり、日本のキリスト教会にとっては協力が危ぶまれている時期でありました。その中で、この福音をすべての人々に証しするために、その後、今日に至るまで、毎月一回の牧師たちの祈祷会、そして毎年の女性、男性のそれぞれの集まり、そしてクリスマスフェスティバルと、今日まで途絶えることなくその働きが続けられています。協力教会も教派を超えて広くなり、リーダーシップも交代しています。
それで、父の願いとしましては、この功労賞は「阪神宣教祈祷会」としてお受けすることをおゆるしいただきたいということでありました。昨年「日本原水爆被害者団体協議会」がノーベル平和賞を受けましたように、「阪神宣教祈祷会」として日本福音功労賞を受けることができましたら、地域で教会が一つとなってともに福音に仕えて来た歩みが評価されて、日本における今後の宣教協力の働きのための励ましとなることと願いました。阪神宣教祈祷会は、その考え方として会長や委員長のような立場を置かず「偉い人」のいない交わりとして歩んできたことがありますので、そのような意味でも、父は個人としての受賞はふさわしくないと考えたようであります。
このような真に勝手なことを、委員会の先生方、また阪神宣教祈祷会の先生方にも申し上げましたところ、規約上は個人が対象であるということで、今回のようなかたちにしていただき、阪神宣教祈祷会からも先生方にお出でいただくことができたことを感謝しております。
地域教会の宣教協力は、父の牧会者としての理念でもあります。すべての地域教会がキリストの一つの教会であるということが、具体的な私たちの姿の中に表されていくことを祈って参りました。そして、私もまた教会もその理念を受け継いで仕えております。
父は、来月99歳となります。高齢のために今日の顕彰式に出席すること、また映像でのご挨拶もかないませんでしたが、このことを心から感謝しております。すべての栄光を教会の主であるイエスキリストに期して、感謝のご挨拶といたします。ありがとうございました。
