愛されていることと、罪人であること

聖書は、私たち人間は、神によって「神のかたち」に造られた尊く価値ある存在であると教えています。神によって生かされており、愛されており、私たちの人生には目的があるのです。

同時に、聖書は、私たち人間は「罪人」であると教えています。罪とは神から離れている状態のことです。それにも関わらず、神は私たちを愛しておられ、私たちとの関係を回復するために、神の方からイエスキリストを十字架につけて私たちに救いの道を開いてくださったのです。

私たちは、愛されています。しかしそれは、罪人であるにも関わらずそのままで愛されているということであって、罪人のままであることがすばらしいということではありません。神は私たちを罪人である状態から救いたいのです。それは私たちを愛しておられるからです。神の与えている目的のように生きることを願っておられるからです。

この愛が、十字架に表されました。神によって造られたあなたは「神に愛されている」ことを知っていただきたいのです。しかし、神を離れているなら、あなたは「罪人である」ことも知ってください。そして、イエスキリストの十字架に表された神の愛を受け入れていただきたいのです。