感謝は私たちにふさわしい

「私は監獄で、神につねに感謝をささげていた。天を見上げて感謝し、地面を見て感謝し、水を飲みながら感謝し、食事をするときも感謝し、強制労働のときも感謝し、つねに感謝をしていたので健康を保つことができた。私にとって監獄生活はのろいではなく、発展のための貴重な時間だった。」

若くして反アパルトヘイト運動に身を投じ、国家反逆罪で終身刑の判決を受け27年間に及ぶ獄中生活の後に釈放され、その後南アフリカ大統領となった故ネルソン・マンデラ氏の言葉です。

感謝は、「ものごとがうまくいって」いたり、「うれしいことがある」から、ささげるのではありません。私たちにとって、感謝することはふさわしいことだから、感謝するのです。