最近、孫が与えられました。

初めてのことなので、まだ十分に受けとめられていません。

「おじいちゃんですね」と言っていただくのですが、それを聞いて「しまった」というのが正直なところです。
孫が生まれるとは思っても、自分が祖父になる意識はちょっと希薄でした。結婚する人には、事前の学びの時に「夫になる」「妻になる」ということについて話し、それがどういうことなのかをいっしょに学びます。でも、私は今回、「祖父になる」ということを何も学んでいません。大丈夫でしょうか。

あかちゃんは、かわいいです。気がつくと写真ばかり眺めているので、やるべきことが進まないし、このページの更新もはかどりません。妻と出会った時、婚約した時の、あの感じを思い出しました。

そんなことはいいとして(笑)、二つのことを感じ、教えられています。

一つは、自分の子が与えられた時と違うのは、孫は子の子であり、直接私たちに与えられた子どもではありません。あたりまえですが、そのようにあいだに子がはさまっているからこそ、あらためてつながりを実感します。そして、自分もつなげられた者なのだと。
聖書には、創造者である神は人に「生めよ。増えよ」と言われましたが、「生めよ」だけでなく「増える」ということは、自分が生むということや、多く生むをということとともに、自分を超えたところにつなげられ、つながっていくということでもあるのですね。

もう一つは、最初の「祖父になる」ということですが、これは、またあらためて書きます。