高校生の時、サイモンとガーファンクルの「明日に架ける橋」という曲をよく聴いていました。「サイモンとガーファンクル」はユダヤ人の名前。当時はユダヤ人の名前のままの歌手はまずいなかったと思います。そしてその歌詞は、明らかに「これ、そういうことだよな」って思っていました。
この「明日に架ける橋」。南アフリカの黒人教会では、今では讃美歌として歌われているという記事を読みました。そして、ポールサイモンはゴスペルシンガーである黒人牧師との交わりの中でこの曲の着想を得たそうですから、この歌詞の中の「私・僕」は、やっぱりイエスキリストを意味しているのですね。
I will lay me down 僕がこの身を捧げよう
イエスキリストの降誕の向こうには、十字架があります。
(歌詞は一部分です。日本語は下にあります)
When you’re weary
Feeling small
When tears are in your eyes
I will dry them all
I’m on your side
When times get rough
And friends just can’t be found
Like a bridge over troubled water
I will lay me down
Like a bridge over troubled water
I will lay me down
When you’re down and out
When you’re on the street
When evening falls so hard
I will comfort you
I’ll take your part
When darkness comes
And pain is all around
Like a bridge over troubled water
I will lay me down
Like a bridge over troubled water
I will lay me down …
君が生きるのに疲れて
ちっぽけな存在に思えて
涙がこぼれそうなとき
僕がそれを拭い去ってあげる
僕は君の味方
つらい時が来て
友達が見つからないときも
激流にかかる橋のように
僕がこの身を捧げよう
君が落ちぶれて
路上をさまよい
厳しい夜がやってきても
僕が慰めてあげる
君の支えになるよ
暗闇がやってきて
苦痛だらけの時も
激流にかかる橋のように
僕がこの身を捧げよう …